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物損について

交通事故の「物損」とは?|
修理代・買替差額など請求できる項目とトラブル解決法

交通事故において、ケガなどの「人」に対する損害(人身損害)とは別に、自動車や自転車、建物、身の回りの品など「物」に対する損害のことを「物損(ぶっそん)」と呼びます。

物損については、「保険会社が適切に修理代や買い替え費用を払ってくれるだろう」と安心している方が多いかもしれません。

しかし実際には、保険会社の査定基準と被害者の希望額との間に大きなズレが生じ、トラブルに発展するケースが非常に多いのが現実です。

本記事では、物損事故で請求できる損害賠償の項目や、よくある保険会社とのトラブル、そして損をしないための解決策について全体像を解説します。

 物損事故で請求できる主な損害賠償項目

物損の賠償は「車の修理代」だけではありません。事故によって生じた様々な経済的損失を請求することができます。

① 車両の修理費および「買替差額(買替費用)」

車が修理可能な場合は、必要かつ相当な「修理費」が支払われます。

修理不可能な場合や、修理費が車の時価額を上回ってしまう場合(経済的全損)は、修理費ではなく「買替差額(事故直前の時価からスクラップ代を引いた額)」と、登録諸費用などの買替諸費用を請求します。

② 評価損(格落ち損害)

修理をしても「修復歴あり」となり、中古車市場での売却価値が下がってしまったことに対する損害です。新車登録から間もない車や、高級外車などの場合で認められやすい傾向があります。

③ 代車使用料(レンタカー代など)

車を修理・買い替える期間、通勤や仕事などでどうしても車が必要な場合に請求できる費用です。

④ 休車損害(営業車の場合)

トラックやタクシーなどの事業用車が事故で使えなくなり、その期間に得られるはずであった営業利益が失われた場合の損害です。

⑤ 積載物・携行品の損害

事故時に身に着けていた腕時計、スマートフォン、衣服、あるいは車内に積んでいた個人の荷物などの損害です(時価額での換算となります)。

⑥ 家屋・設備等に関する損害

車が自宅の壁、店舗、フェンス、電柱、ガードレールなどに衝突した場合の損害です。建物の修理費はもちろん、店舗に衝突して営業ができなくなった場合の「営業損害」なども請求の対象となります。

⑦ 積荷(つみに)損害

主にトラックなどの運送業や職人の方の車において、荷台に積んでいた「商品」や「資材・工具」が事故によって破損した場合の損害です。運送会社の場合、荷主に対する損害賠償や、代替品の輸送費用なども含まれます。

 物損で多発する「3つのトラブル」と保険会社の対応

物損の示談交渉において、被害者の方が直面しやすい代表的なトラブルをご紹介します。

 

  • トラブル1:「経済的全損」で修理代や十分な買替差額が出ない

    修理費が時価額を上回る「経済的全損」となった場合、保険会社は時価額までしか支払いません。
    問題なのは、保険会社が提示する「時価額」が、実際の市場価格よりも不当に低く設定されていることが多いという点です。「提示された金額では、同じレベルの中古車すら買えない」といった強い不満に繋がります。

 

  • トラブル2:過失割合の争い

    物損には、人身事故における「自賠責保険(最低限の補償)」のような制度がありません。
    そのため、過失割合がそのまま賠償額の減額に直結します。

    保険会社が提示する形式的な過失割合に納得がいかず、示談が難航するケースが多発します。

 

  • トラブル3:「評価損」を一切認めない

    保険会社は「修理・買替費用を払えば損害は補填された」と主張し、評価損や、個人の携行品損害などを自ら認めることはほぼありません。

 物損だけでも弁護士に依頼するメリットはある?

 


「物損だけで弁護士に頼むと、費用倒れになるのでは?」と心配される方は多くいらっしゃいます。

しかし、ご自身やご家族が加入している自動車保険などに「弁護士費用特約」が付帯されていれば、原則として300万円までの弁護士費用を保険会社が負担してくれます。

この特約を利用すれば、被害者の方の自己負担は実質0円となり、費用倒れの心配なく弁護士に交渉を任せることができます。特約を利用しても翌年の等級は下がらず、物損のみの事故でも利用可能です。

 

 


弁護士が介入することで期待できる結果

実際の中古車市場の流通価格を調査し、不当に低い「車の時価」を引き上げる。

 ドライブレコーダー映像などを精査し、適正な「過失割合」へと修正する。

過去の裁判例をもとに、保険会社が拒否していた「評価損」を認めさせる。

 
 

愛車の損害等に納得がいかない方は、八咫法律事務所へ

車はもちろん、自宅や店舗が傷つけられたとき、加害者側の保険会社から冷たい対応や不条理な査定を受け、悔しい思いをされている方は、決して諦めずにご相談ください。

 

ご相談からご依頼までの流れ

お客様の問題について詳しくお聞かせいただき、適切なアドバイスを提供いたします。
初めに、ご相談の日程を調整し、ご面談の予約を取ります。

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まず、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡いただけます。
ご相談の日程を調整し、ご面談する予約を取ります。
ご相談いただければ、法的な問題に対処する一歩を踏み出せます。

※弁護士費用特約のご確認を: 自動車保険のほか、火災保険や医療保険、クレジットカードの付帯保険で特約が使えるケースもあります。まずは保険証券をお手元にご用意のうえ、お気軽にお問い合わせください。

ご要望をお伺いしたうえで法的な問題を明らかに

ご相談の際はお客様の状況や要望に耳を傾け、具体的な解決策を共に考えます。
弁護士とお客様との対話を通じて、法的問題の核心を明らかにし、解決への道を見つけてまいります。

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お客様との対話を通じて、最適な戦略を共に検討いたします。
そして、法的な問題に対する最適な解決方法と戦略をご提案いたします。

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弁護士は知識を駆使し、お客様の法的問題に真摯に向き合います。
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事件処理の過程で進捗状況や戦略について共有し、お客様に安心感を提供いたします。

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